2023年03月15日

介護ロボットの今後の3つの課題

(1)運用コストがかかる
介護ロボットは運用コストが高いです。介護ロボットを導入するためにまとまった金額が必要ですし、導入後の維持費も発生します。中には、リーズナブルな機種はありますが、自社のニーズにマッチしていなければ導入する意味がありません。

運用コストに割く予算がない小さな施設など、コスト面がネックになって、導入したくても導入できずにいるところもあるでしょう。なるべくコストをかけずに介護ロボットを導入できるように、レンタルサービスを行っている業者もあるので、運用コストを抑えたい企業はレンタルでの導入を検討してみてください。


(2)収納スペースが必要となる
介護ロボットは大型なものが多いので、収納するためのスペースが必要です。特に非装着型や自律支援型のタイプは、要介護者を支えたり動かしたりするため、装着型と比べて大きくなります。

また、自走型のセキュリティロボットの場合は、自分で収納場所まで戻るので、収納場所も限られるのです。ある程度のスペースを用意しなければならないので、導入する介護ロボットの大きさや収納方法をチェックして、問題なく活用できるか検討しておく必要があるでしょう。


(3)臨機応変に作業ができない
臨機応変に作業ができない点も介護ロボットのネックな部分です。ロボットは、設定された動きしかできないため、突発的な対応や複雑な作業は難しい場合があります。

単純作業や一定の作業を任せる分には問題ありませんが、認知症の症状がある人を対応する場合など、状況に応じて対応が変わるシチュエーションでは、人間が行った方が効率がよいこともあるのです。したがって、業務効率が向上するように、介護ロボットと人間が行う業務を分担して、協力しながら作業を進めましょう。

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Posted by carlson  at 15:50Comments(0)