2023年04月28日

ブラシレスモーターの特徴

1. 長寿命
ブラシレスモーターは整流子とブラシが無く、摺動部がないため、寿命が長い特性があります。ブラシモーターに比べ10倍以上の寿命があり、メンテナンスも容易になります。


2. モーター特性
DCモーターの特性を有し、電流とトルク、及び電圧と回転速度が比例し、低速でも高いトルクが得られます。効率が他のモーターに比べ最も優れており、小型で低騒音もあって用途が広くなっています。また、高速回転も容易で、発生ノイズも少ないと言えます。

3. 短所
モーターの電源として、モーターの回転を制御するインバータ回路を必要とします。制御装置や回転位置センサーを含め、装置全体のコストが不利になります。


4. 制御性
小型軽量の特性があり、慣性モーメントが比較的小さいので、変化に対して追随性に優れています。負荷が変化しても、低速から高速まで安定した速度で運転が可能です。

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2023年04月18日

AC(交流)モーターの種類

ACモーターとは、別名交流モーターと呼ばれます。DCモーターは直流電源で動くのに対し、ACモーターは交流電源で動きます。DCモーターの電流はプラスとマイナスが一定なのに対し、ACモーターは一定の周期でプラスとマイナスが入れ替わります。周波数に応じた回転速度を保つことしかできないことや、周波数が高すぎると起動できないなど、速度制御面でデメリットがあります。

ACモーターにも種類がありますので、順番に解説していきます。


誘導モーター
誘導モーターは、別名非同期モーターと呼ばれます。交流電源に直接接続して使用することができ、コイルに電流を流すことでコイル周りに回転磁界が発生します。発生した回転磁界により回転子に誘導電流が生まれ相互作用により回転します。回転する磁場より早かったり遅かったり、ずれて回転するのが特徴です。また電源の種類の違いから、三相式と単相式があります。ポンプや圧縮送風機など産業用途で用いられることが多いです。


同期モーター
同期モーターは、回転速度と同期速度が同じため、誘導モーターのようなずれがありません。また、電源に直接繋げられず、インバーターが必要なことが特徴です。同期モーターは速度が電源周波数に依存しない特性があります。

コンパクトなため、日常生活ではタイマーやテープレコーダーなどに使われますが、ハイブリットカーや電車の電動機、鉄鋼圧延機など、高出力が求められるシーンでも使用されています。

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2023年04月12日

介護ロボットのメリット

介護ロボットの最大のメリットは、“人員不足による現場の負担を軽減させることができる”ということです。

これまでロボットを使用せずに移動介助を行なってきた介助者の多くは「腰痛」を患っているケースが多いのですが、移動介助ロボットが導入されることによって、腰痛の軽減を図ることができます。


また、介護ロボットの恩恵を受けるのは介助者だけではありません。介護を受ける側にもメリットがあるのです。

それは、介護ロボットを利用することで、介助者に対して気を使う必要がないという点です。オリックス・リビング株式会社のアンケート調査によると、被介護者の8割は、ロボットによる介護を「歓迎する」との回答をしています。


また、介護ロボットを導入することにより、人件費の削減も可能ですので、施設の利用料金が軽減される可能性もあり、この点に関してもメリットと考えられます。
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2023年04月06日

屋外用ロボット

農業用ロボット
農業分野において、ありとあらゆる場面で活躍するロボットのことです。
野菜や穀物の種まき、雑草除去、水と肥料やり、植え替え、刈り入れ、運搬、選別、箱詰めなどの作業を行うことができ、農業の効率化と、従事者の不足を補うロボットです。

ロボットの活用によって労働力の改善が期待され、さまざまなメーカーで開発が進められています。


建機ロボット
建機ロボットとは、建設現場で用いられる重機ロボットのことです。
操縦者が搭乗せずに作業を行うことができ、建設における作業の自動化などに貢献することができます。

足場の設置やコンクリート打設、壁塗り、重量物の搬送など、危険な作業や単純で画一的な作業などを人間の代わりに行ったり、内装工事を行うロボットなど、さまざまな種類が開発されています。

運搬用ロボット
動き回ることを主目的としたロボットです。移動用ロボットには、いろいろな状況の路面を自在に動き回る脚や車、自己の位置を知るためのセンサ、どのように目的地へ近づいていくかを考える知能が要求されます。

原子炉内の保守点検ロボット、海洋開発ロボット、宇宙探査ロボット、工場内での搬送ロボット、一般のサービスロボットなどが実用化されています。


ロボットスーツ
ロボットスーツとは、人体に装着される電動アクチュエーターや人工筋肉などの動力を用いた、外骨格型、あるいは衣服型の装置のことです。

身体が不自由な人の動きを助ける「福祉用」、機能の回復を促進する「医療用」、重作業を行う作業者や介護支援者を助ける「作業用」、災害時のがれき撤去などに用いる「災害救助用」、そして重い荷物を背負って動き回ることのできる「軍事用」などがあり、それぞれの分野で開発が進められています。

ドローン
ドローンとは「空を飛ぶことのできるロボットで、人が乗って操縦しない機体」であり、いわゆる「無人航空機」のことです。

現在、ドローンの主な利用目的は、趣味、プロモーション事業としての空撮、測量・調査、農薬散布、インフラ点検、セキュリティ、漁業、災害復旧などが挙げられます。
すでに多くの分野でドローンが利用されていますが、法整備や技術開発が進むと、さらに利用の幅が広がっていくと思われます。
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