2023年06月21日

金属3Dプリンターのメリット

【メリット1】従来工法では製作不可能な複雑形状のモノが造形できる
金属3Dプリンターを使うと、従来工法では制作できなかったような形状でも造形が可能になります。なぜなら、金属3Dプリンターは1層ごとに積層してモノを造形するためです。

より細かく言えば、金属の粉末を少しずつレーザーで溶かし固める工程を繰り返してモノを作ります。そのため細かい箇所や複雑な箇所でも正確に造形が出来るようになります。
金属3Dプリンターのメリット

一方、従来の代表的な金属加工方法である「切削」や「鋳造」は、刃物が入らない形状や型から取り出しができない形状では対応ができません。
金属3Dプリンターを使うことで、複雑な形状でも対応でき製造の幅が広がるでしょう。

また、金属3Dプリンターの強度は鋳造以上、鍛造並みと言われており、最新の技術では実用品への適用が可能なレベルになっております。

【メリット2】軽量化が図れる
金属3Dプリンターは、製造物の軽量化が図れることも魅力です。設計段階から不要部分を取り除いたデータを作成し積層するので、必要な部分だけで製造物が作れることが理由です。

【メリット3】部品数が削減され、作業の効率化が期待できる
金属3Dプリンターを使うと部品数が削減されるため、結果として作業の効率化が期待できます。
なぜなら金属3Dプリンターは、最初から一体化した設計データを作成しておき、一気に自由形状で積層造形をするため、部品を使わずモノとモノがくっつくようになるためです。
金属3Dプリンターのメリット

【メリット4】短納期の納入が可能になる
また、従来の加工方法に比べて加工が終わるまでの時間が早くなります。すると、材料と設計データさえあれば、短納期でも製品の納入が可能になるというメリットが生まれるのです。

【メリット5】小型製品であれば多品種の制作物を同時に造形できる

金属3Dプリンターは、小型製品であればそれぞれ形状の異なる多品種の製作物でも、同時に造形が可能です。
金属3Dプリンターで造形を行う場合、装置の中にあるテーブルと呼ばれるところで製品を造形します。このテーブルの中に入る大きさなら製作物のができます。

結果としてコスト削減にもつながるメリットといえるでしょう。

-----------------------------------------------------------
skysmotor.comステッピングモータドライババイポーラステッピングモータなどを販売している専門的なオンラインサプライヤーです。お客様に競争力のある価格、または効率的なサービスを提供しております。



Posted by carlson  at 16:18 │Comments(0)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。