2022年08月17日

塗装ロボットに使われる産業ロボットの種類

塗装に使われる産業ロボットは機構の仕組みによって次のように分類されます。

この中で、塗装ロボットによく使われる

垂直多関節ロボット
水平多関節ロボット
直角座標ロボット
について順番に解説します。
塗装ロボットに使われる産業ロボットの種類

①垂直多関節ロボット

垂直多関節ロボットは、文字通り、垂直方向に回転する多数の関節(ジョイント)を持つロボットです。

人間の腕と似た動きが可能なため、人の手で行う工程を代用する場合に適しています。塗装作業に柔軟に対応でき、複雑な作業にも適しているのが普及の理由の1つです。

②水平多関節(スカラ)ロボット
塗装ロボットに使われる産業ロボットの種類

ジョイントとリンクが水平で直列につながっている構造のため、アーム動作は水平方向へ移動するのみとなっています。塗装に対してはアーム動作の移動が水平方向へ限定することから平面の塗装を得意とします。

③直角座標ロボット
3軸の直交するスライド軸によって構成されたシンプルな構造で、アーム動作は3方向に動かせます。シンプルな構造のため動作の精度は高い反面、複雑な動作はできないため、塗装に対しても単純な形状に限定されます。

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Posted by carlson  at 15:02 │Comments(0)

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